インカム投資家のakiです。
現在ペットは飼っていませんが、ペットは大好きです。
私のペット遍歴
犬2匹と猫2匹です。
犬については12歳と19歳まで生きて天寿を全うしました。
特に19歳まで生きた犬は痴呆症みたいな症状も出てましたね(汗)。痴呆の始まりくらいが一番きつくてガブっと嚙みつかれたりされましたが、後半は元気もなく静かに生きていました。
猫は2匹とも6歳前後です。
1匹は失踪(何度か戻ってきましたが、最終的に行方知れず)、もう1匹は事故でした。
事故は悲しかったですね。事故の噂を聞きつけて保健所に回収される前に自分で回収して庭に弔った覚えがあります。
JAL機でペットを助けられなかった報道を聞いて
ペットは家族として過ごしてきましたので、2匹のペットが助からなかったと聞いた時は他人ながら悲しい気持ちになりました。
私がその立場で助かる可能性があるなら罰せられる事を理解しつつ助けに走ってしまったかも知れません。
JALへの批判・ペット同伴署名について
一部でJALへの対応を批判したり、ペット同伴での搭乗を署名を集めて要求する動きがありました。
これについては論外であると思います。
まず基準を決める事ができません。
・乗客に動物アレルギーがいないか?
・乗車中に吠えたり威嚇したりしないか?
・動物特有の匂いをどこまで許容するか?
・緊急時にペットは大人しくしている保証ができるか?
・サイズ、体重、種類の何を持って許可するのか?(チワワは?柴犬は?ドーベルマンは?ピットブルは?)
例えば、小型犬・猫のみ許可したとして、緊急時にパニックで逃げたり噛みついたりして他の乗客に影響が出たとしたら誰が責任を取るのか?当然許可を出した企業に請求されますよね。
そもそも、ペット搬送は航空会社が許容できる範囲内でしているサービスにすぎません。
許容できない事を要求し続ける先にあるのは良くて現状維持または全面禁止しかないのです。
ちょっと私の過去の話
私は以前それなり規模の中小零細企業を経営していましたが、類似するケースがありました。
特定を避ける為に詳細は避けますが、従業員の為にある福利厚生を実施していました。
制度として完全なものでなく少し外れた使い方もありましたが、それについては許容範囲であった為、許可している訳ではないが黙認するという形をとりました。従業員の利便性を損ねてまで廃止する必要はないと判断したからです。
「ちょっと」の程度を伝える事が難しいですが、法令違反は無く、従業員同士で有利不利が発生しない程度です。
しかし、制度の穴をついて悪用する従業員が現れてしまいました。
当然許容できない話なので厳しく注意します。
ですが、相手も言い返してきます。
「なぜこれが許されていて、こちらが許されないのか?何が基準なのか?はっきりと示してください!」
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皆様だったらどう対応しますか?
「曖昧なのは会社の責任だ」・・・確かにそうです。
しかし、従業員の為に作った制度ってだけで義務とかがある訳ではありません。
「0か100か?」そう問われたのであれば、回答として「正常に運用できていないので廃止します」しかないですね。
「いや、もっと柔軟に可能な範囲だけでも続けたらどうですか?」そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、この手の人間はどんどん過大な要求をしてきますし、さらに裏をついて悪質な事をしてくるので話を終わらせる事が重要です。
上記のJALの例で考えれば、動物アレルギー、遠吠え、匂い、大きさ等、様々な条件を明記する必要がありますし、例えば「小型犬で体重xxkg以下」で定義を決めたとしても「中型犬でも子供なので体重はクリアしている」「大型犬でも家族だ」「彼はヘビだが家族だ。犬猫は許されているのに差別か?」・・・こんな感じ収拾がつかなくなることが目に見えているのです。こんな労力かけるくらいなら現状維持か禁止で話は終わりですよね。
まとめ
最近は感情論を大声で語る方が多く日本の行く末に不安を感じてしまいます。
私自身ペットは大好きですが、現在飼っていない理由は「旅行が多いので世話をしきれない点」、「ペットホテルは生存を保証しないのでどうしても不安が残る点」があるからです。
飛行機では以前にも貨物室においてペットが死亡した例があるので恐くて預けることができません。
ペットは家族で見殺しは絶対に許せないのであれば「そもそも飛行機に乗せない」か「数百万でプライベート飛行ができる区間があるらしいのでそれを使う」等の方法もいくつかありますので検討すると良いと思います。
海外旅行に飽きたら、犬を飼って車でペット可旅館に行きたいと思っています!